先日、災害対策で離脱訓練の希望を皆様に伺いました。66名の方が希望・39名の方が希望せずでした。3月より希望者の方に対し1回の透析にお一人ずつ、透析終了時に行っていく計画です。希望しない方の中には、もう既に知っている・見えないから無理・怖くてやれないなど色々あると思いますので、状況を伺ってご対応していきます。
便秘のお話をします。
よくご存知の方も多いと思いますがよければご確認下さい。透析患者様は飲水制限や、野菜制限による食物繊維不足等によって便秘になりやすいです。トイレへ行きたくなったときに行く・腹筋を鍛える運動やおなかのマッサージをするといった一般療法は日々心がけていただくとともに、食物線繊維の多い食事・適度な油(1日大さじ2杯)・適度な香辛料(わさび・唐辛子)や炭酸などの刺激物を摂取することが大切です。これらはいずれも通じを良くしてくれます。
食物繊維は野菜に多いものです。1日の野菜の目安は、にんじん半分、きゅうり半分、ほうれんそう1株、キャベツ2枚、ピーマン1個、玉ねぎ4分の1、さやえんどう7さや、芋50g以内(手の平の真ん中に小さく乗るくらい)、小さいミカン1個です。野菜は必ずゆでて、ゆで汁を必ず捨てます。これによって怖いカリウムを半分にできます。
☆ポイント☆
みかんは袋も一緒に食べると倍量の食物繊維が摂れます。リンゴも皮を一緒に食べると食物線維が摂れます。干物(かんぴょう・ひじき・干しシイタケ・切干大根など)に食物線維は多いですが戻し汁には多量のカリウムが含まれていますから必ず戻し汁は捨てて下さい。
下剤もいやがらずうまく使ってください。便を軟らかくする薬の中で、消化器科で多く使われる酸化マグネシウムはマグネシウムが含まれていて透析の患者様には蓄積すると骨を悪くするので、長く飲み続けてはいけません。便を軟らかくする薬には、液体のソルビトール・ラクツロースがあり、リン吸着薬のレナジェルによる便秘にも有効ですから試してみましょう。(ここで処方してお渡しします。)大腸を刺激してぎゅっと出す薬には昔からのセンナの類で、薬としてはアローゼン・プルゼニド・ラキソベロンなどがあり、便秘に応じて増量して飲むことができます。
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