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JR常磐線・千代田線「綾瀬駅」徒歩2分の「東京綾瀬腎クリニック」にて院長をしています。院内広報誌の内容と日々の想いを掲載しています。

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透析液の生菌の研究

皆様たいへんご無沙汰いたしました!(回診ではお目にかかっていますが;汗)
この間に、6月下旬に透析学会が神戸でありまして、今年は技士の加藤が「透析液の生菌の研究」を発表しました。透析には大量の水から透析液を作り毎分500mlをダイアライザーへ流しています。この透析液が、毎分150~200mlで血管から引き出している血液とダイアライザーの中で透析膜を通して出会い、尿毒素を透析液の方へ移動させています。透析液に、水道水にはたくさん存在するエンドトキシン(細菌の菌体成分)が含まれていると、アミロイドーシス(尿毒素β2ミクログロブリンを主な成分とするアミロイド蛋白が骨・関節などに溜まり障害をおこす)・低栄養・炎症などの長期透析合併症を起こす原因となるため、私どもも消毒方法の改善や、配管・接続部品の点検や交換、エンドトキシン除去フィルターを各機に設置し定期的に交換することで、皆様の透析機に入る透析液のエンドトキシンが測定感度以下(現在推奨されている0.5EU/l以下を満たす)であることを定期確認しています。近年はこれと同時に生菌自体の存在も注目されており、学会でももうすぐ、より良い水質管理のために「~以下にしましょう」という到達目標細菌量の新しい管理基準が出されると思われますが、今回私たちはどんな菌が配管のどこでどの程度増えやすいか、どの検査方法が適切かなどを調べて発表しました。今回の加藤の研究で、当クリニックでは配管の透析液中の細菌は平均4コロニー/mlで現在推奨されている100コロニー/ml以下を満たし、エンドトキシン除去フィルターを通ったあとはコロニーを認めないことを確認しました。
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