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JR常磐線・千代田線「綾瀬駅」徒歩2分の「東京綾瀬腎クリニック」にて院長をしています。院内広報誌の内容と日々の想いを掲載しています。

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「透析アミロイドーシス」とは

早々と梅雨入りしましたね。左ふくらはぎの肉ばなれがまだいまいちで(泣)日曜はTVっ子になってしまっている長田の今週は安田記念でした!ウォッカやっと勝ちましたねー!流星の曲がっているのがいまいちですが、内側からかわしてそのあとの直線の伸びが良かったです~(うるうる)

さて、透析アミロイドーシスという合併症をご存知でしょうか?
皆様にはこの合併症で辛い思いをされることないようにお過ごしいただきたいと思っています。
これは、アミロイドと呼ばれるたんぱく質(主にβ2ミクログロブリン)が全身のさまざま部分に溜まって下記のようないろいろな症状を起こす、透析患者さま特有の病気です。腎不全になりますとβ2ミクログロブリンが腎臓で処理されず、透析でもなかなか取り除けません。アミロイドーシスは透析期間が長くなればなるほど発生しやすくなります。アミロイドが特に溜まりやすい部分は関節、腱、骨です。早ければ5年くらいから発症し、手の親指・人差し指・中指、肩・股関節などがしびれて痛んだり、バネ指になったり、手首が動かせなくなったり手が握れなくなったりなど、体の動かせる範囲が減ってしまいます。心臓や腸にも溜まって働きが悪くなってしまいます。
予防方法は、基本的な治療として、原因となるβ2ミクログロブリンをなるべく透析で取り除くことです。β2ミクログロブリンのような大きな分子もよく通り抜けるハイフラックス透析膜(ダイアライザー)でたくさん透析をしていくことです。血液内のみならず間接など体の隙間に多いβ2ミクログロブリンは血液内に移行して透析膜から抜けていくのに時間がかかりますから、じっくり長い時間をかけて透析することが必要です。(それで日本では標準透析時間が4時間以上とされています。)それでも思わしくない場合には濾過透析を行ったり、アミロイドで手術歴のある方ではβ2ミクログロブリンを特異的に抜くカラムを併用したりします。痛いときには、非ステロイド系消炎鎮痛剤(ロキソニンなど)や副腎皮質ステロイド剤の少量内服を行います。拘縮予防にリハビリや温熱療法、装具保護や牽引などの理学療法も行います。症状を緩和するために整形外科で手術も行います。腎臓再生医療の早期臨床応用が待たれますね!
6月は2週目の定期採血でβ2ミクログロブリンを測定する月ですので(その前は2月です)ご自身のデータをご覧くださいね。
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