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JR常磐線・千代田線「綾瀬駅」徒歩2分の「東京綾瀬腎クリニック」にて院長をしています。院内広報誌の内容と日々の想いを掲載しています。

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検査データのお話 PartⅡ

皆様、ご通院お疲れ様です。今週、インフルエンザの予防接種を皆様にも職員にも行いました。今年は流行が早いようで、当院での摂取も例年より早くしました。摂取後約2週間~、抗体ができて効果があるようになります。摂取したからインフルエンザに絶対かからないというわけではありませんが、かかっても軽くすみます。インフルエンザでは突然の高熱・だるさで発症することが多いです。当クリニックでも鼻水の検査でインフルエンザを診断できます。もしインフルエンザで発熱した場合、飲んでは危険とされる解熱剤がありますので注意してください。風邪のときにご処方するPLも基本的には禁になっていますので患者様もご留意下さい。大丈夫な解熱剤の代表がカロナールです。(解熱効果は弱いですが・・・)
 さて、データのお話の続きです。目標値を前回お渡ししましたが、その理由などを順にお話ししておこうと思います。Kは筋肉の収縮などに必要な物質ですが、3.5-5.5(-6.0)の値を保てないと、吐き気・手足のしびれ・脈の乱れ・筋肉麻痺から心臓麻痺を起こし怖いものです。透析お方は高Kに体が慣れているということはありますが、それでも6を超えると危険度がどんどん上がります。野菜・果物・芋・生肉などに多いもので、皆様の1日の食事のK目標は1500mgくらいです。ご希望の方に食材別のK資料をお渡ししますのでお知らせ下さい。Kは水に溶けますから、洗う、水に漬ける、ゆでる(煮る)、蒸すという方法で減り、ゆでこぼすとKは半分に減ります。揚げる、炒める場合は余り減らないので、一度水に漬けたりゆでてから炒めると良いでしょう。芋はまるままではなく薄く切ってご利用下さい。肉・魚の筋肉にも、特に生だと多いので、蛋白質も必要量をお守りいただくと良いです。反対に、透析前のKが3そこそこと低い方は透析後にKが下がりすぎて体によくありませんので、ドライフルーツなどお召し上がり下さいね。
 ところで、透析後のKはいくつになっていますか?透析ではKはとてもよく抜けるものですが、それでも透析後のKが4以上ある方は体内のKの貯えが多い方ですから、一度カリメートやアーガメイトゼリーなどのお薬で、便へ貯まったKを出してしまった方が良いでしょう。便秘でも体に貯まりますから便秘のないよう通じを整えましょう。災害時には中3日透析できない場合が想定されますから、緊急避難袋にカリメートやアーガメイトゼリーをお忘れなく入れておいて下さい。
《晩御飯メニューのご案内―1》
 白飯200g
 ささみタルタルソース(ささみ50g、玉ねぎ5g、マヨネーズ10g、レタス15g、トマト50g)
 絹さやソテー(絹さや30g、バター5g)
 いり卵(卵60g、砂糖3g、油3g)
  626カロリー、蛋白26.5g、リン336g です。
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