現在のご通院中の透析患者さま方の2012年5月のCa/P/intPTH状況です。
78%の方が透析学会ガイドラインの目標値に入っています。
リン吸着薬は、沈降炭酸カルシウム1500‐3000㎎/日、塩酸セベラマー3錠~30錠/日の
組み合わせでどうしても困難な方に、ホスレノール1錠頓用から3錠/日でご処方しています。
今後新しい吸着ポリマーが利用可能になるのでこれも期待できます。
ビタミンDはその多様な生体内有用性から少量でも極力投与します。
最少量でアルファロール0.5μg/週から通常オキサロール5~15μg/週以内、
最大量オキサロール20μg/週(15μg/週以上はPTX後の残腺あるも再手術困難例のみです)
あるいはロカルトロール最大で2.5μg/週以内
それでPTH管理困難例(及び高Ca、高P例)にはシナカルセトを内服いただいています。
シナカルセト12.5~100㎎/日(100㎎はPTX予約済待機中の方です)。
皆様引き続き頑張ってください。
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